Tsunamayo Blog

30歳から始めるド根性奮闘ブログ

いつか繋がる

どうもTsunamayoです。

 

今、無性に文章で想いを残しておきたくなったので、書きます。

 

 

 

去年は、自分にとってはダメダメな年だったと思う。

 

彼女に振られ、

FXにハマるも上手くいかず、

仕事も何をしていいのかわからない。

 

そんな日々の連続で。

 

虚しさを感じる日々が沢山あった。

 

笑う日が少なくなった。

 

言葉の数が減っていった。

 

睡眠時間が多くなった。

 

ワクワクを感じたく、

 

生きている意味を模索する。

 

でも、

それでも何も見つけられなくて…

 

また一人自分と向き合う。

 

唯一楽しめる時間が

 

眠る瞬間。

それが一番幸せな時間。

 

眠っていれば、夢が勝手に俺を理想な世界に引きずり込む。

 

現実とは違い、

何も考えずに物事が進んでいく

そんな楽な世界に。

自分で答えを探すことなく、

進んでいく。

 

目が覚めると現実に変える。

 

そして今の自分の現状を振り返る。

 

「何もない。」

 

「俺には何もないんだ。」

 

自己肯定感が高い意識はあった自分が、

その時は皆無だった。

 

死にたいと思った。

 

今まで生きていて、

 

はじめて。

 

でも、死んだってなにも変わらないことは分かっていた。

 

自分が死んで何になる?

自分が辛かったことをアピールしたいだけか?

 

自分が死んだら何が残るんだ?

っていうか俺は今まで何か残せてきたのか!?

 

何一つ残せてない!!

 

残せてない!!!

 

残せてないなら、まだ、自分で何か残せることがあるということだ!

 

何か、

 

なんでもいい!

 

何か普段と違うことをやるんだ!!

 

色々やってみるんだ!!!

 

そうやって今年に入ってFXの情報を伝える、YouTube活動を始めた。

 

何か変えたかった。

 

何も変わらないとしても。

 

何か!

何か変えたかったんだ!!

 

生きていること!

俺が生きていることを!!

 

何かを残したかった!!!

 

そうやって始めたYouTube配信。

 

結局FXは上手くはいかなかった。

資金は瞬く間に減っていった。

 

でもそこで身に着けた動画編集が意外に楽しかった。

 

FXの情報を発信しようと始めただけだったが、

後半は動画編集がしたくて動画を撮影していた笑

 

それぐらい楽しかった。

 

「動画編集で仕事…取ってみたいな…」

 

そう思い、いくつかのクラウドソーシング系のサイトに登録し、

動画編集者募集中のクライアントへ何件もメールを送った。

 

何件も送っていたら、1件だけ、返信があった。

 

「サンプル動画を用意してもらえますか?それを見て判断したい」

 

そうメールには書かれていた。

 

はじめて間もなかったがとにかく必死でサンプルを作成した。

 

今見返すと、なんだこれwって笑えるような、

そんな動画だけど、その時は必死だったんだよな。

 

そのサンプルが見事に選考を通り、採用され、

初案件を受注。

 

それからは動画編集の毎日に変わっていった。

何かやることが欲しかった。

俺にしかやれないことが欲しかった。

だから、何かやることがあることがとても嬉しかった。

 

動画編集のYouTubeチャンネルも立ち上げた。

 

色々挑戦してみたかった。

 

その一心で。

 

でも、低単価で受け続けていると、体にガタがきた。

 

座りっぱなしの作業で膝と肩が悲鳴を上げだした。

 

夜、膝が痛くて、何度も起きる。

 

敷布団を二枚ひいたらマシになった笑

 

それから単価のことも考えるようになり、

動画編集技術のみの限界を感じた。

 

「動画編集だけじゃない…もっと、何かできること見つけないと…」

 

そんなときAdobe After Effectの世界と出合った。

 

それはアニメーションや3Dモーションなどで使用されるソフトなのだが、

そのソフトを詳しく見ていくと、

自分が見てきた以上の世界が広がっていることを知った。

 

「これ…やってみたいな…」

 

そう思った。

 

やってみたことをとことんやってみる

 

それが俺の信条だ。

 

でも…

 

未知な世界へ踏み出す一歩はいつも恐い。

 

当たり前だ。

だって何も知らないから。

恐くて当たり前なんだ。

大切なのは、

その恐れを押しのけるくらいの、

 

「ワクワク」

 

があるかどうか。

 

そのワクワクが俺の背中を押した。

 

2020/06からモーショングラフィックスの世界へ飛び込んだ。

 

右も左も

上下さえ、わからない

 

でも今はとても良い時代で、

YouTubeなどでドンドン好きなことが学べる時代。

 

先人たちが残したやり方をトコトン学んでいくことを決め、

それを習慣化し、学ぶ毎日が始まった。

 

最初は上手くいかない。

 

30分のチュートリアル動画を何日もかけて作業する。

上手くいかなかったときの悔しさは半端じゃない。

 

「なんで?俺ちゃんとやってんのに!」

 

でもそんな時こそ、もう一度、考え直す。

 

何が悪いのか、原因を追究する。

 

そうすることで、さらに学びの色が濃くなっていく気がした。

 

そうやってコツコツ学んでいったが、

自分の学びに疑問を持った。

 

この学び方で本当にいいのか!?

 

俺はこのままで、成長できるのか!?

 

誰かの心に響く、そんな作品がつくれるのか!?

 

そうやって、自問自答しているときに、

そのソフトをメインとしたオンラインコミュニティがあるのを知った。

 

「オンラインサロンか…」

 

そこのオンラインサロンは月額2000のコミュニティだった。

 

今までそういうのにはめっきりお金を出してこなかった。

 

だから!

 

だからこそ、このオンラインサロンに入ってみた!!

 

 

今までやったこと無いことをやる!

 

どう転ぶかはやってみないとわからない!!

 

そんな気持ちで入会した。

 

「何か…」

 

「変わるといいな…」

 

そんな思いで入会したのを覚えている。

 

入会してから、新しく入会した人達のzoom会が開催されるという通知が届いた。

 

それは参加したい人だけ参加できる仕組みになっていた。

 

参加どうしようかな…

 

と少し迷ったとき、

 

ハッとした。

 

「なにか変わるといいな…じゃねぇーだろ!」

 

「自分で変えていくんだ!!」

 

そう思い、参加表明通知を送信した。

 

そのzoom会は10人ぐらいで開催された。

主催者さんが1人、残りの人はみんなこのオンラインコミュに入って間もない人達。

もちろん自分もその一人。

 

そのとき一人ずつ自己紹介があった。

 

みんな映像関係でバリバリ働いていたり、

独立していたり、

凄い人達ばっかりだった。

 

自分の自己紹介が回ってきた。

 

「どんな仕事をやってはるんですか?」

 

そう質問が飛んできた。

 

ニートです!えへへ!」

 

と答えた。

その場は全然明るい感じだったが、

もしかしたらみんな引いてたかもしれない。

でも嘘をつくのも嫌だった。

嘘ついても仕方がないと、思った。

でもそうやって、参加したzoom会、凄く刺激になった。

 

皆が映像の話をバンバンしていくのだが、

自分は全くついていけないのだ。

 

「みんな、凄い!!」

 

心の底からそう思うのと同時に、

 

「…悔しい…」

 

そう思った。

 

「俺は何も知らない。」

 

「俺は映像の事何も知らない!!」

 

そのzoom会を終えてから、

より濃度の高い学び方を模索するようになった。

その中でたどり着いた一つに

 

自分でAfter Effectのチュートリアル動画を配信することを思いついた。

 

「既に作成していた動画編集chを使ったらいいやん!」

 

「自分の資産にもなるし、勉強にもなるし、最強や!」

 

最初は海外の作品を真似たチュートリアルを作成し、発信した。

 

それが意外に再生回数が伸びて嬉しかった。

 

それからドンドンAdobe After Effectsの世界にハマっていった。

 

サロン内で開かれるイベントには出来るだけ参加し、

添削会は自分の作品を提出し、指導を受けていた。

 

学び続けて5ヵ月くらいたったとき、

 

サロン内で大会が開かれることを知った。

 

「よし!!俺の今までの学びをここにぶつけよう!!!」

 

そう思った。

 

その思いとは裏腹に制作は全然上手くいかなかった。

 

1分のモーションを作るのが、こんなにも大変なのかと思い知らされた。

 

自分のアイデアの足りなさを悔やんだ。

 

まだまだ。

 

自分はまだまだ。

 

でも、

 

考え続ければ、

 

考えることを辞めなければ、

 

答えはいつか必ず出ることを、

俺は知っている。

 

それはバンドをやっていたとき、曲作りをしているときに得た心得だ。

 

「ここで生きてくるのか…」

 

うん、すべてはやっぱり、無駄じゃないんだ。

 

そうやって

 

何日も

 

何週間もかけて

 

作成した。

 

自分が持てる力を全て発揮した。

今までで一番俺が大好きな自分の!自分の作品!!

 

できた時は嬉しかった。

 

何度も何度も見返した。

 

「この動画で、大会のビギナー部門なら1位を取れるかもしれない。」

 

「取りたい!」

 

「何か誇れるものが欲しい!!結果を残したい!!」

 

そんな淡い期待も浮かんだ。

 

そして昨日、その大会が行われた。

 

結果は2位。

 

優勝はできなかった。

 

いや、優勝できないのは始めからわかっていた。

 

めちゃくちゃ凄い作品を作っている人がいた。

 

「この人には絶対勝てない…」

 

そう思わせられるくらいの圧倒的な作品。

 

でも、もしかしたら…

 

そんな思いもあったのは事実だ。

 

みんなが自分におめでとうと言ってくれているのに、

 

ありがとうって返せなかった。

 

返したかったのに。

 

ここは後悔しかない。

 

みんなが優勝作品をみて、

 

「そらそうだ」

 

「この結果は間違いない」

 

そう言っているのを見て、

 

さらに悔しかった。

 

俺の作品は、

 

まだまだ届かないレベルなんだと思い知らされた。

 

いや、自分が驕っていたことに気づかされた。

 

この作品でいけると思った。

 

そんな自分が恥ずかしくなった。

 

悔しさと恥ずかしさで、

 

そのあと行われたzoom打ち上げ会には参加できなかった。

 

いきたかったなぁ…

 

でも気持ちが整理できなかった。

 

プライドが高いのかな

 

でも、

 

みんなプライドを持って作品を作ってると思うんだよな。

 

プライドは時に邪魔になる。

 

その時はすてればいい。

 

でもさ、

 

プライドがあるから戦っていける時もあると思うんだ。

 

 

 

そうやって色々、一人で考えているときに、

 

思い出してたんだ。

 

俺の作品を見て、

 

凄いって言ってくれてる人がいること。

 

かっこいいって言ってくれる人がいること。

 

気持ちのいいモーションだって、

 

次の作品を期待してるって、

 

そうやって言ってくれる人が沢山、いるんだよ。

 

それは事実なんだよ。

 

そんな人が俺の周りにも、

 

いつのまにか、出来てきたんだよ。

 

いつのまにか、繋がってきたよ。

 

生きていたから。

 

ここまで生きてきたから!

 

繋がってきた!!

 

 

 

映像大会を終えて、

 

ツイッターに呟いたんだ。

 

もう一度、1から頑張っていきますって。

 

そうなんだよ。

 

何度でも、1から頑張れんだよ!

 

生きていれば!

 

この約半年を振り返ってみたけど、

 

生きていれば、

 

いつか、

 

いつか、

 

いつかいつかいつか!!!

 

繋がってくるんだよ!

 

だから!

 

いきて!!!

 

いきてよ!!!

 

死なないで。

 

自分で自分を殺さないで!!!

 

絶対繋がるから。

 

 

この文章がいつか誰かの為になりますように。