Tsunamayo Blog

30歳から始めるド根性奮闘ブログ

マイペース

どうもTsunamayoです!

 

久々のブログ更新になります。

近状況を書いておこうと思って、今文字をひたすらに打っております!

 

最近はフリーでYouTubeの動画編集や、

YouTubeの広告動画編集などを担当しながら

日々を過ごしていた…

 

だけど、やっぱりフリーで稼ぐと言うのは難しいと日々感じていた。

 

10万代を稼げる月も出ていたのだけど、

その売上を毎月出せるかと言ったら、やっぱそうではなくて。

 

何より、自分でお仕事を取ってくることの大変さを痛感した。

営業力が本当に自分には足りないと感じた。

営業は苦手だなぁ…と学生時代から生きてきたワイだが、

そのツケが今回り回ってやってきてる感じだ…

 

そして映像制作の力もそうだ。

色んな知識や見解について、まだまだ足りないと感じていた。

 

そして自分の中で、

「自分自身、もっと基礎から、しっかりと、映像学んでいきたい!」

という思いが日に日に強くなっていた。

 

映像のことを理解するには撮影や機材についても学んでいかなければならない。

しかし、それには財力も必要となってくる…

 

そんな中、自分の加入している映像制作のオンラインサロンで主催者さんが

「映像制作を理解するにはまず、映像業界に就職し、揉まれるのが一番良いのではないか」

と語っていた。

 

そこで、「確かにそうだよなぁ…」と思った次の瞬間、

 

「俺、映像業界に就職したいな…」と呟いていた。

 

その思いは日に日に大きくなっていっていたのを今でも覚えている。

 

ただ…不安要素ももちろんあった。

 

自分は今まで就職してきた先はすべて、電気関係の会社であること。

そんな全くの違う業種経験の俺を雇ってくれる映像制作会社があるのだろうか…

 

そして年齢もそうだ。

現在32歳。

会社で普通に働いていれば、ベテランの域に達している所だろう。

映像業界経験皆無な32歳男性…うーん文字で書くとなかなか悲惨だwww

 

もちろん映像制作のレベルは上げたいと思っていたし、

自分なりに毎日勉強は続けてきた。

その中でも自分の作品を作っていく過程は本当に楽しかった。

 

しかし、

動画編集ができる!映像を作れる!と言ってもYouTubeの動画編集が出来るくらい…所詮そのレベルなのだ。

映像業界で働く人たちのレベルにはとてもじゃないが追いついていない。

 

 

でも、

 

それでも、

 

 

「映像業界で働いてみたい!!!」

 

 

そう思うだけで、心がワクワクした。

 

 

そして、2021年02月から就職活動を開始した。

「東京なら映像会社が沢山ある!

 

「よーーし!東京で探してみよう!!」

 

と言うわけで東京内の映像制作会社で求人募集をしている所を探し出し、

片っ端から、履歴書を送っていた。

 

10社くらいは送っただろうか…

 

結果はもちろん見事に惨敗。

 

面接にすらたどり着けない。

 

「そりゃ実務経験もないし、年も食っちゃってるし、1から育てて行こうなんて、誰も思わないよなぁ…」

 

肩を落として、ベッドで横になりながら、ネガティブ思考を巡らす…

 

「あーーこの感じ嫌だなぁ…」

 

気持ちを切り替えようと頭を左右に揺らし、

 

自分の本心はどうなのか、何度も問いただす。

 

問いただした後に出てくる解答は毎回同じだ。

 

「それでも、やっぱり、映像制作会社で働いてみたい…」

 

「もしかしたら、俺みたいなやつでも、雇ってくれる、そんな会社があるかもしれない…」

 

「動画編集のYouTubeも立ち上げたし、自主制作も行ってきた!」

 

「レベルは低いかもだけど、俺だって、やれることはやってきたぞ!」

 

そう思うとまた就職活動に身が入ってきた。

 

「よーーし、今度はもう全国どこでも受けてやるぞ!!!」

 

そこからは全国の映像制作会社を探しまくった。

 

求人を見つけたらとにかく履歴書やポートフォリオを送ってみる。

 

映像の勉強をしながら、動画編集を行い、就職活動を行う。

 

そんな毎日が続いた…

 

 

 

気がつけば5月を迎えており

世間はGWに入ろうとしていた。

 

「えーー、もうGW!?はやいなぁ…」

 

歳を取るごとに時間の流れは早く感じるが、このときばかりは流石に早いと感じた。

 

うーん、もう30代やしなぁw

 

三ヶ月ほど続けていた就職活動の方は全く上手く行っておらず、

露頭に迷っていた。

 

どこの映像会社もやはり「即戦力」を求めているのだ。

地方になるとその傾向は顕著で、1人で何役もこなせる人を求めている。

 

「まぁ、そりゃそうやわなぁ…」

 

現実を見ていたつもりだったが、まさかココまでとは…

この日まで一度も面接までたどり着けていなかった。

とにかく書類選考で落とされる毎日は、やはり気持ちいいものではなかった。

 

ネガティブな感情が長引いて、映像の勉強にも身が入らない日が多々あった。

 

「俺、やっぱり映像業界で働くなんて無理なのかなぁ…」

 

やりたいと思ったことをやる。

 

それが俺の信条なのだが、

このときは流石に無理なのかなぁ…と悩んだ。

 

そんなとき、自分のスマホが鳴った。

 

現在時間は15時。

こんな時間に電話は珍しい…

 

「こんな時間に誰だろう…」

 

知らない番号からの電話。

 

とりあえず出てみると…

 

相手「ツナマヨさんの電話ですか~?」

 

電話口の相手はこの前書類を送った地方の映像制作会社の社長さんだった。

 

僕「あ、はいはいあはいあひあひあ、そうですけど…」

 

このときめちゃくちゃビックリした。

 

「面接にすら今までたどり着けなかったのに、社長さんから直々に電話?なんでだろ?」

 

不安を胸に押さえ込む。

 

社長さん「ちょっと直接話したほうが良いかなぁと思いまして…」

 

俺「ははは、はい」

 

焦りつつも、相手の話に耳を傾ける。

 

その社長さんからのどの様な話をされたのかと言うと…

 

うーん、まぁ簡単に言い換えると

 

 

「君には全く力がないよ」

 

 

ということだった。

 

全くの違う業種からの転職であることや、

レベルの低い編集力、そしてやはり即戦力を求めていること。

 

いろんなことをおっしゃっていた。

 

自分には全く力が無いことを再確認させられた。

自分のモーショングラフィックスや映像は全く通用しないということ。

現実を突きつけられた。

 

「もうちょっとええもん、作られへんの?」

 

そう言われたときには、言葉が出なかった。

 

そやって現実を突きつけられるのは辛い。

でもそれが全てだ。

 

 

本当のことだ。

 

 

…というか、

 

その時は辛いと言う気持ちよりも何より、

 

自分はただただ、

 

 

 

凄く

 

嬉しかった。

 

 

 

社長さんが俺に電話をかけて、

 

直接、俺にその話を伝えてくれるのが、

 

すーーーっごく嬉しかった。

 

今まで書類選考で落とされる日々だった自分にとって、

映像制作会社の人が直接自分と話をしてくれるというのが、

 

本当に嬉しかった。

 

嬉しすぎて、電話口で自分は泣いていた。

 

「こうやって言葉で直接伝えてもらって、凄く凄く嬉しいです。」

 

そう相手に鼻水ダレダレで伝えた。

 

その後、社長さんから、映像制作に大切な4つの要素を教えてもらった。

 

①シナリオ、ストーリーがつくれるか

②撮影ができるか

③編集ができるか

④カラーコレクション、カラーグレーディングができるか

 

この4つがいちばん大事なんだよと、丁寧に教えてくれた。

 

それぞれにどれくらいの予算が掛かるのか、

納期はどのくらいでやらないといけないのか、

どのくらいの人員が必要なのか、

その時々によって何を考えて物事を進めていかねばいけないのかを、

本当に親身になって教えて頂いた。

 

社長さんが言った。

「僕の会社で君を雇って上げることはできない。ただ、この4つを鍛え上げれば、あなた自身にお客さんがつく。まだ32歳。今から必死で頑張れば、全然大丈夫な年齢だよ。」

 

涙が止められなかった。

 

ただただ、有難うございます。しか言えなかった。

 

社長「あなたが映像制作をしっかり何年も続けていけば、いつか、必ず私とも繋がるようになる。全ては縁だよ。こうやって話せたのも何かの縁。応援してるよ。」

 

そうやって社長さんとの電話は終わった。

 

とにかく社長さんが述べていた言葉をメモにまとめた。

 

編集だけでは駄目なのだ。

 

編集だけでは映像の本質に近づけない!

 

 

「よぉぉおし!」

 

「この4つを鍛えていこう!!!」

 

 

それからまた映像制作の勉強に気合が戻ったし、

カラグレやテーマの決め方などの勉強にも手を出すよになった。

 

自分の中で勉強の幅が広がっていった。

 

カラグレ勉強中…

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そして数日が経った。

 

相変わらず就職活動は、うまく行っていなかったが、諦めずに続けていた。

 

「自分のペースで続けていけば、いつか必ず、こんな俺でも、雇ってくれる会社に出会えるはずだ…」

 

書類選考にまた落ちて、

ちょっと気落ちしていたときは、

そうやって気持ちを持ち直す。

 

「自分のペースで続けていけば大丈夫だ。」

 

「なんたって、ここまで生きてきたんだ。」

 

「大丈夫だ。」

 

何度も何度も言い聞かす。

 

 

そして今日、初めて面接に繋がった。

 

自分の居住地から遠方の制作会社だったのでZOOMでの面接だった。

 

最初、自分のマイクの設定がうまく行かず、あたふたしてしまったが、

その後は自分のペースで面接を行えた。

 

というよりも、凄くおおらかな社長さんで、めちゃくちゃ話しやすく、楽しかった。

 

「とても気さくな方で話しやすいなぁ…」

 

そんな気持ちで会話していた。

 

面接の終盤、

 

「6月までに、君がどこの映像制作会社にも決まらなかったなら、一度、こっちにおいでよ。一回会社を見てみて、それでお互いに合意できたなら、一緒に頑張ってみようか!」

 

そう言ってくれた。

 

ほんっとうに嬉しかった。

 

嬉しすぎて、

 

緊急事態宣言が出ているのも忘れて

 

「すぐにでもいきます!!!」

 

と言ってしまっていた。

 

でも本当に嬉しかったんだ。

 

「1日でも早く会社を見に行きたい!!!」

 

そんな思いが胸の中でこみ上げていた。

 

 

そうしてZOOMでの面接が終了し、今に至る。

 

うん。

 

ここでもまた、つながってきたぞ。

 

辛いときも、

 

悲しいときも、

 

どうしようもないときも、

 

やっぱりあるけど、

 

自分のペースで、やり続けること。

 

それがやっぱり大事なんだ。

 

こっからも負けないぞ。

 

絶対まけない‼︎‼︎

 

自分のやりたいと思ったこと、

とことんやっていくぞ。

 

 

以上、つなまよでした!

 

ではでは!!!