Tsunamayo Blog

30歳から始めるド根性奮闘ブログ

子守の学び

昨日と今日は1歳の姪っ子が泊まりで遊びに来ていた。

 

久しぶりに会うと、

姪っ子はいつも最初は人見知りして、自分の方へは寄ってこないが、

いざ慣れてくると、超特急で突っ込んでくる笑

 

半端じゃない元気良さ。

自分も始めは、

「おっしゃー!!遊ぶぞーーー!!」

って感じなのだが、

後半になると疲れてきて、

 

「オケオケ!うん!オケ!」

 

と言ってこっそり、自分の部屋へ逃げる。

 

「よし、本でも読もうかな…」

 

そう思い本を読みだそうとした瞬間、

 

「あばー!!!」

 

と突っ込んできて、僕の本を取り上げカバーをとりあえず外す。

 

「おおー…まだまだ遊び足りんかったかー!おしゃー!!!」

 

となぜか自分のやる気スイッチもオンになり再び遊び出し、

そしてまた疲れたと思ったら部屋に逃げるが、

また見つかって「おしゃー!やるかー!!」の繰り返し…

休む間なんてない…

 

「若い間に子供を産んでおかないと体力がもたんわ」

って誰かが言うてたのを思い出した。

 

でも姪っ子と触れ合うことで色んな発見があった。

なにより、

 

「子供ってほんまに何でもマネしたがんやな~」

 

と、しみじみ思った。

 

 

まず僕はこのお盆期間中ひたすらPCと向き合っているのだが、

姪っ子がそれを見つけると、

すぐさま胡坐をかいている自分の足の上にチョコンと座り、

キーボードを打ち始める。

 

「これは…まずい!!」

 

そう思うとすぐに、PCの電源は消さずに、ワイヤレスのキーボードとマウスの電源のみをオフにする。

 

「あいあいあー!あいあいあー!!」

 

そう言いながら、指先にかなり強めの力を込め、キーボードのボタンを一つ一つ突き刺していく。

 

「魔貫光殺法でも放つつもりかいな…」

 

恐怖心を抱いた僕は、

 

「あー、これはな、こうやってゆっくりポチポチって押していくもんなんやで~」

 

そう言いながら手本を見せた後、姪っ子さんは、

 

「あいあいあー!あいあいあー!!」

 

といいながら渾身の力を込めてキーボードをしばき倒し始める。

 

「おおおおいおいおいおいおいおい!!!」

 

キーボードを姪っ子の手から引っ張りあげ、PCの電源をオフにする。

姪っ子は、自分の見ていた画面が暗くなったことに気づき、

 

「あーー!おわったーーー!」

 

と言いPCから興味を無くし、他の遊び道具探しを始める。

何とか作戦は成功したようだ。

 

「あぶねぇあぶねぇ…」

 

そう思いながら胸を撫で下ろす。

 

警戒心を強めながら姪っ子さんを監視していると、

棚にあった小さくて黒い長方形の電卓を見つけ、

それを自分の耳にかざし、

もしもしごっこを始める。

 

「もしもし~」

と姪っ子が言えば、

 

「もしもし!!~ちゃんですかーー???」

と返してあげるだけで姪っ子の満足%はフルマックスになるので楽勝だ。

なんてコストパフォーマンスの良い遊びだ!

世の中の大人はみんな子どもにこの遊びを広めるべきだ!

 

「やっと休憩できるなー…」

 

そう言いながら、ノートPCを折りたたみ、畳の上に置く。

 

「よし、そろそろ本、読むかな~」

 

横になり読書を再開する。

するとすぐに、

 

「ひゃはははは!!ひゃはははは!!」

 

と甲高い声で笑う姪っ子の声が。

 

何してるのかな?と思い読んでいる本の下から姪っ子の方を覗くと、

 

「」

 

僕のノートPCの上で飛び跳ねている…

 

「おおおおおいおいおいおいおいおいおいそれ座布団ちゃうで!!!」

 

と言いながらなんとかノートPCを救出。

本日は怪我人続出だ…

 

でも、やっぱりかわいいので、怒ったりは出来ない…

 

「これなー、乗ったりしたあかんやつなんやで~(*^_^*)」

 

と優しくいうが、僕が嫌がるのが面白いのか

 

「あはははは!!」

 

とめちゃくそ笑っていた。

 

その後は姪っ子と家族みんなでイオンに買い物に行ったのだが、

これまた大変だった…

 

見つけたアンパンマンのシールは離さないし、

何に使うか全くわからない穴の開いた木の板を欲しがるし、

なぜか覚えた歌を大声で披露しだしたり…

 

そんなこんなでイオンで何とか無事買い物を済ませ、帰宅。

 

「さぁ、晩飯の準備やな!」

 

と意気込む。

 

今日の晩御飯は僕が1人で料理することになったので気合が入っていた。

といっても、最近覚えた生姜焼きなんですが笑

 

でも、そんな簡単な料理でも、

自分が作ったものを姪っ子が食べてくれて、

 

「おいしい!」

 

と言ってくれた時はやっぱり嬉しかった。

 

「今日は、1人で作った料理を初めて誰かに食べて貰った記念日やな!」

 

と勝手に記念日にしていた。

 

 

お腹一杯になった姪っ子は今、ぐっすり眠っている。

昨日は寝れないと散々夜中に泣きながら起きていたのに。

 

 

「そりゃそうか…」

 

 

姪っ子も力いっぱい使って、頑張って今日を生き抜いたんだ。

そらー疲れるわな!

 

「お疲れ様やな…」

 

と眠る姪っ子へ声をかけた。

 

 

今日一日奮闘してみて思ったのは、

 

まだ自分は叔父の立場だからマシだろうけど、

世の中の子育て真っ最中の人たちはこんなものではないのだろう…

もっともっと大変なことがあるのだろう…

 

でも、それを乗り越えた先はやっぱり素晴らしい未来が待ってるんだろうなぁ。

 

 

本当に今日は忙しい一日だった。

でも、めちゃくちゃ楽しい一日だった。

 

こんな日を与えてくれる子供は、やっぱりすごい!!

 

 

今日はぐっすり寝れそうだ。