創作意欲
「1人暮らしに向けて、料理を始めたい!」
という思いから始めた料理も、母に教えて貰いながら、何やかんやで続けている。
ブログでは料理のことをあまり書けていなかったので、
今回は撮りためていた写真を貼り付けていこうと思います!
まずはこれ!
親子丼と魚と鶏肉をブチ込んだ鍋。
親子丼を作るときに、初めて鶏肉にしっかり触れた。
包丁で切りにかかると、皮がついていて、結構切りにくかった。
「牛肉や豚肉の方が切りやすいんだな~」
苦戦しながらも鶏肉を切り終え、フライパンに移す。
そして、卵と絡め、しっかり炒めた後、ネギをまいていく。
「おお~!なんかめちゃ美味しそうに見えるな~!」
ネギを入れると、色味が出てさらにおいしそうに見えた。
「う~ん…色味でここまで雰囲気が変わるとは…」
まだまだ知らないことが山積みだ。
親子丼はかなり美味しく作ることができて、大満足だった。
親子丼と並行で鍋も作っていたのだが、
そっちの方は魚の味が強すぎて、自分の思った味とは少し違った。
「う~ん、お酒をもうちょっと大目に入れた方が良かったかな??」
と思った。
どうやら料理にいれる酒は魚の臭みなども取ってくれるらしいのだ。
あとは素材を柔らかくしたり…うんたらかんたら…
…まぁなんかそんな感じ。
次、挑戦するときは味付けをしっかり整えるようにしよう。
魚の匂いには要注意だ。
次はコレ!
お好み焼きを作って見ました。
お好み焼きはひっくり返すのが難しい…
初めてひっくり返す一発目、
「よし…とりゃぁー!!!」
と勢いだけは良かったのだが、
上手く裏返すことが出来ず、
お好み焼きはぐちゃぐちゃになってしまいました。
全然ダメだったので、母のやり方をもう一度凝視。
「わかったぞ!!」
と思い二度目の挑戦…
「よいしょ!!」
とお好み焼きと共にジャンプ!
掴んだ感覚をヘラにしっかり伝わるように握りしめる。
「ここだ!!!」
その時、光が、見えた。
その先にはお好み焼きが確かに微笑んでいた。
「よっしゃー!!」
としっかり裏返すことができたことの喜びを噛み締める。
お好み焼きを裏返す感覚はバスケットボールのドリブルに似ていると感じた。
ボールを突くときに、出来るだけ手に長くボールを持ち続けようと手首を裏返すあの感覚。
「もう、お好み焼きなんて怖くない。」
そう思った。
そして、また別の日に作った料理がこれ!
カレーを作りました。
ルーは自分の大好きな「こくまろ」を使用。
辛さは中辛。
今回はジャガイモが無かったので、ジャガイモ無しカレーになってしまいましたが、
味は美味しかった。
でも、本当は彼女が作ってくれていたカレーの味を目指して調理したのですが、
程遠い味になってしまいました。
「うーん、あの味をどうやって出していたんだろう…」
と彼女のカレーの味を思い出す。
トロッっとしていて、本当に美味しいカレーだった。
いつも「おいしいなー!」と脱帽していた。
「いつか、あんな美味しいカレーを作れるようになりたいな」
自分の夢がまた一つ増えた瞬間でした。
料理を始めてみて色々、思うことがあった。
まず、職業訓練校から帰ってきてから、
ご飯を作るということが、結構しんどいこと。
何か予定があった後に、料理をしようとすると、なかなか気合がいる。
会社帰りによく料理してくれていた彼女を思い出し、
本当に彼女に良くしてもらったと身に染みて感じる。
そしてもう一つは、
「自分で何かを作ることが、俺はやっぱり好きなんだ。」
と改めて気づけたこと。
曲を作ったりすることや、
制御回路を組んだりすること、
FXの手法開発や、
こうやってブログを書くこと。
「自分の思うように何かを作る」ということは、
自分の根幹の様に思える。
自分のできた「作品」を何度も見返して、
「ここはこういう方がいいかな…?」
「いや、やっぱこっちの方がええな!?」
と試行錯誤しているときは苦しいが、
完成したときの達成感は何者にも変えられない。
「やった!!自分で出来た!!」
自分で自分を認められる瞬間がそこにはあった。
でも、その気持ちが行き過ぎてしまう場合がある。
自分のやりたいことを優先しすぎてしまい、
周りの人間の気持ちを考えれなくなること。
彼女に振られた原因の根本も、ここから派生していたと感じる。
いっぱい振り回してしまっていたと今だからわかる。
昔、ライブ前日に曲のリズムを変えたいと言い出して、
バンドメンバーに迷惑をかけていたことも思い出し、
「確かに、ライブ前日はやばいな笑」
と笑ってしまった。
自分はどうしても
「俺はこうしたい!」
「俺はこう生きたい!!」
という思いが強すぎる傾向がある。
今考えればわかることなのだが、
自分がしたいことの前に、
もっといっぱい知らなければならないことが沢山あった。
それもやっぱり、気づくまでは分からなかった。
彼女のこともそうだ。
でも、もう後戻りは出来ない。
だから、そんな時はいつも、この言葉を思い出す。
「気づいたときが、始まりや。」
そう言い聞かす。
間違ってしまったからこそ、学べたことが沢山ある。
こうしてブログに書くこともそうだ。
自分が間違ったから、始めれた。
しかも、ブログに思った気持ちを残すことによって、
再び読み返したとき、自分の過ちを再確認できる。
人間はどうしても忘れてしまう生き物だ。
だから、もう二度と過ちを繰り返さないように、また読み返そう。
間違いは決して悪いことばかりじゃない。
むしろ、間違いは新しい道を開くために、絶対必要なものだ。
その間違いに気づくこと。
それが一番大事なんだ。
「人はそうそう変われはしないよ。」
そう友達に言われたことを思い出した。
「やってやろう。」
ここから、変わってみせる。
今までの自分を変えてみせる。